vol.8制作裏話 ~歴史班編~
vol.8制作裏話第2弾!歴史班編です。第1弾は見ていただけましたか?まだ見てない方はこちら↓↓↓
とても面白いので絶対読んでからこちらに戻ってきてください!!
それでは、食べ歩き編を読んだ前提で始めます。
歴史班は人数が多く、ボリュームがかなりあるので時間に余裕があるときにぜひ読んでください!(あるいは少しずつでも◎)
それではスタート!▽▼▽
歩く歴史について
2年のようこです。
2年入会の私としては、初めての制作となりました。
記事のテーマは「歩く歴史」。自分で選んだものの、いざ制作するとなると「歩く歴史」とは何ぞや?となりました。
色々考えた末に、結局最初の方に思いついていた参勤交代について調べることにしました。あるあるですね。
個人的に、てんてこ舞の記事は取材ありきで考えていたのですが、参勤交代の取材では実際に同じ道のりを歩くくらいしか思いつかず……😭泣く泣く取材は諦め、参考になりそうな資料をまとめることにしました。なので、私の記事に写真はありません。
記事制作の段階に入ると、初制作ということもあり、デザインに大いに悩みましたが、先輩達にかなり助けてもらいながら、何とか形にできました。本当にありがとうございます🙇🏻♀️
ちなみに、私の記事で1番時間がかかっているのは日本地図です。イラレの扱いに慣れないせいで、2回書き直したからです。なので、私の記事を見る時には温かい目で、日本地図を見てください!
草履づくり
1年生のほのかです!
私は何か作ることが好きなので草履づくりを行いました。ちなみに小学生の時から図工と体育が好きなのですが、なぜか成績はいつも4でした(笑)
まずは布の組み合わせを考えるところから

着なくなったTシャツを集めていろんな組み合わせを考えました。先輩方の布選びのセンスが良すぎて心のなかで脱帽していました。
次は布を裁断し、どんどん編んでいきます。


これがなかなか難しくて、細長くなってしまったので何回もやり直しました。制作している途中で前の前の幹事長の方がアイスを差し入れに持ってきてくださったので一息つきました。おいしかったです。ありがとうございます。
ついに完成!いろいろなサイトを参考にして制作しました。サイトの中には3時間で完成するという記載もありましたが普通に5,6時間かかりました💦
そのぶん、思い入れのある草履たちが完成できました!!

少し幅が小さいですが、とってもお気に入りです。部屋の中で履くと掃除も出来るし、着なくなったTシャツをまた使うことが出来るので、環境にもいいですよ~
ぜひ、皆さんも作ってみて下さい!!
次の裏話は富士塚めぐりです。絶対読んでくださいな。
富士塚めぐり
富士塚巡りを担当しました、ももかです!
江戸七代富士塚を1日で全て巡ったのでめちゃくちゃ大変でした..。江古田〜品川まで、奔走したのですが、その中で色々な景色に出会えて、改めて『歩く』という事の大切さを感じました!

江戸七代富士塚をぜ〜んぶ巡って1番好きだった『品川富士塚』、登った富士塚の中では1番大変だったけ
ど、江戸時代の面影が残っていて素敵でした!

千駄ヶ谷富士の近くにあったアイス百名店『Laitier』。猛暑で本当に暑かったから何倍も美味しく感じました。1つ1000円近くするから少し高いけど、美味しいから1度は絶対食べて欲しい!!

帰りに新宿で見た綺麗な夕陽!
小さいけれど確かな幸せ、路して「小確幸」。この言葉は、村上春樹のエッセイ『うずまき猫のみつけかた』に登場する造語です。ごはんが山盛りだったとか、読んだ本が面白かったとか、車窓からの景色がきれいだったとか…ささやかなことだけれどこういう喜びがあるから生きていけるんだと思います。富士塚巡りはそれを感じさせてくれる旅でした。目まぐるしく過ぎる日々の中でも、「小確幸」を感じ取れる自分でいたいですね。★
「『小確辛』のない人生なんて、かすかすの砂漠のようなものにすぎないと僕は思うのだけれど」(村上春樹『うずまき猫のみつけかた』)
都内を歩いて見る歴史
1年のみずきです!
この企画では、「明暦の大火」をテーマとして火元となった本妙寺跡、三大広小路と呼ばれる両国・浅草・上野広小路を訪れました。
私は高校で世界史を選択したので、この企画を担当しておきながら日本史の知識はしっかり中学校で止まっています。なんなら中学校レベルすら怪しいです。笑 企画のテーマにできそうな知識を色々授けてくれた歴史班日本史選択の皆さん、本当にありがとうございました…!
さてこの企画、実施したのは夏真っ盛りの8月頭。とんでもない猛暑の中、熱中症対策の休憩を挟みながら東京の街を歩きました👟


浅草広小路に行った際には、浅草メンチやお芋スイーツを食べてほっとひと息🍵
時刻は夕方、帰りはシャッターの閉まり始めた仲見世通りを歩きました。どこか新鮮。

広小路について、明暦の大火の出火原因の一説については記事で取り上げているのでぜひ見てください👀🌟
都内の歴史歩き、日本史知識の浅い私でも学びがとっても多く十二分に楽しめました!皆さんも毎日の味変のような感覚で、歴史を意識して街を歩いてみてください。きっと新しい発見や学びがあるはずです!
次は浴衣で歩く風流で素敵な企画🎐ぜひご覧ください!
浴衣で歩く
担当の1年ちさとです!この夏どうしても浴衣を着たくて計画したこの企画(やりたいことを何でも出来るのがてんてこ舞の魅力です🌟)。行き先はレクリエーションの候補にあった「東京都指定有形文化財 百段階段」です!

記事には書けませんでしたが取材は大学で浴衣を着るところから。雨から逃げるようにホテル雅叙園東京を訪れました🏃
当時は「和のあかり×百段階段2023~極彩色の百鬼夜行~」企画展が開催されていました。館内は展示品が無くとも豪華絢爛そのもの。全ての壁・天井に装飾がなされ、エレベータ(右下)もご覧の通りでした✨️
気が付けば外は暗くなり始めていたので、最後に夜ご飯に優しい和食をいただいて解散しました。
浴衣を着ると気分も上がって写真も映るのでおすすめです♡観光地に行ったとき、何となく着たくなったときにぜひ挑戦してください!
記事はもちろん多数の画像と動画を載せたInstagramの投稿も見ていただけたら嬉しいです!
→次は→いよいよ歴史班の目玉企画、奈良井宿・松本編です。『てんてこ舞』創刊以来初の宿泊取材だったので裏話も満載です✨時間のない方はご注意ください!
奈良井宿
こんにちは、あやです。
私は、奈良井宿に関するページを作成しました。
まず、最初に出迎えてくれたのは、アーチ型の大きな橋。そう、木曽の大橋です。実際に見て、大きさ、そして角度に驚きました。また転ばないかドキドキしました。


そして進むと、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような街並みが出迎えてくれます。思ったより、混んでおらず、落ち着いて散策できました。

お昼ごはんに、私たちはさつき庵に訪れました。いろいろなメニューがあり、それぞれ好みのものを注文できました。私は、お蕎麦を頼みました。おいしかったです。またジョン・レノンが愛したとされるソフトクリームもありますよ。



奈良井宿は日本最長の宿場町ということもあって、距離があり、疲れました。ですが、レトロなポストや水飲場、漆器のお店など目を引くものがいっぱいです。非日常の雰囲気を感じられ、おすすめです。



次は、松本です。最後までぜひ読んでください。
松本
3年のふうかです!
今回奈良井宿・松本遠征を企画した張本人です。
歴史班で話し合ったときに、歩く歴史と言えば宿場町だよね、という話になり、アクセスが良く街並みもきれいな奈良井宿に行くことになりました。そして中山道を歩き宿場町をハシゴすることも考えたのですが、なんと隣の宿場町まで2~3時間。こりゃ無理だ!となり、電車移動で松本に移動するプランになりました。昔の人、本当にすごい。参勤交代なんて今じゃとても考えられない…!
あ、前置きしておくとこの裏話(というか旅行記?)長いです。なので時間ない方はまた今度戻ってきてください!笑
それではスタート↓↓↓
奈良井宿編の続きです!
奈良井宿から松本まで電車で移動しました。なんとこの日は松本のお祭りの日で、駅が激込みでした。なんとか駅を出て、宿まで15分くらい歩きました。歩くのが好きで普段からめっちゃ歩く私は感覚がバグっており、「15分くらいならだいじょぶっしょ~!」とか思ってたのですがみんなをへとへとに疲れさせてしまいました。しかも早歩きだし。ごめんね。
疲れた子たちに留守番をお願いして、余裕がある人たちで夕食の買い出しに出かけました。

そして宅配ピザを頼んで、夜ご飯!

そのあと色々話して就寝。真っ暗な女子部屋でみんなでおしゃべりしました。修学旅行みたいで楽しかったです。
2日目。
朝ごはんは、パンに長野のリンゴジャムを塗って食べました。
みんな優秀ですんなり起きてきた上に準備がスムーズだったので、予定より早く9時前くらいに宿を出ました。

10分ちょっと歩いたと思います。松本城の前に行くと侍姿の男性が…!ということで一緒に記念撮影。
侍の掛け声とともに決めポーズ!✨

隠すのがもったいないくらい良い写真が撮れました。みんな満面の笑み。
このお侍さん、暑い中ずっと笑顔でほんとうによく頑張ってらっしゃいました。プロ意識とサービス精神がすごい。
さあいよいよ城の中へ!
実は筆者、10年くらい前に松本城に登ったことがあるのですが、とにかく階段がきつい思い出がありまして。ちょっと心配だったのですが、さすがに大人になったので大丈夫でした。ただ、他のお城に比べて急ではあるのでロングスカートは避けることをおすすめします。

とても晴れていたので綺麗な景色を眺められました!
謎だったのが、天守の柱に書かれたこの文字。

日本史選択だった方は覚えているかもしれませんが、伊勢神宮にお仕えする人の呼称です。果たして意味があって書かれたものなのか、ただの落書きなのか…?調べてみたのですが分かりませんでした。有識者の方、連絡お待ちしております。笑
その後、近くの中町通りやなわて通りを散策しました。中町通りは、江戸時代から大正時代にかけ大火から守るために漆喰で造られた土蔵が多く残る商店街。善光寺街道として昔から賑わっていたようです。



こんな立派な蔵が見れちゃいます。
次はなわて通り。なぜかここにはカエルがたくさんいます。


なぜカエルなのか調べたところ、1971年になわて通りに商業組合が設立された際の組合員の気持ちをひとつにするための取り組みがきっかけ。当時汚れていた横に流れる女鳥羽川に、清流にしか生息しないカジカカエルが戻るよう協力して川をきれいにしようと願いを込めて、「カエル大明神」を祀ったことが始まりだそうです。
もとは四柱神社の参道として栄えた縄手通りがこんなにカエルだらけになって、先人たちも驚きですね。
さて、自由時間を中町通り・なわて通りでそれぞれ自由に過ごし、駅に戻って先に帰るメンバーを見送った後は、バスで松本民芸館へ。


かわいい動物がいたり。

松本の七夕人形がいたり。
日本だけでなく、世界中の民芸品がありました。どんな風に使っていたのか想像するのが面白かったです。
バスの時間まで民芸館の外のベンチで休んだのですが、朝から動きっぱなしだったのでみんなぐったり!

そしてやっとバスに乗り、駅へ。帰りのバスまでまだ時間があったので、満場一致でサイゼリヤへ逃げ込みました。
サイゼリヤの椅子に座った瞬間みんなの疲れがどっと出ました。やっぱり旅先での馴染みのある店は安心感がすごいな、と実感しました。笑
帰りのバスはみんな爆睡したりしなかったり。ラッキーなことに花火が見えたりもしました。
以上です!
裏話というより松本旅行記になってしまいましたが、お楽しみいただけましたか?
誌面は、松本民芸館で見つけた松本てまりを散りばめた可愛いデザインになってます!ぜひご覧ください~!
最後に
いかがでしたか?なかなかのボリュームでしたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
歴史班の裏話をマスターしたあなたは、ぜひvol.8をゲットしに早稲田祭に来てくださいね!
以下の早稲田文庫でお待ちしております↓
・戸山キャンパス 33号館
・早稲田キャンパス 11号館、15号館
次回は最終回!東京編です!お楽しみに~!