第13回 博多弁の魅力
こんにちは、ブログ企画第13回を担当する1年のあやです。
私は、福岡出身ですが、博多弁は話していないと思っていました。
しかし東京に来てから、博多弁とは気づいてなかっただけなのではと思うようになりました。
なので、今回はみなさんに博多弁を紹介しようと思います。
博多弁とは?
博多弁は福岡県福岡市を中心に使われる方言です。
また、全国の好きな方言ランキングでも1位になったこともあり、人気が高いです。
好きな理由に「かわいい」と答える人が多いようです。
私は、かわいいとは思いませんが(笑)
「なんしようと?⤴️」「どげんしたと?⤴️」
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: osyaberi_woman2.png](https://tentecomagazine.com/wp-content/uploads/2021/06/osyaberi_woman2.png)
など語尾があがるのが、他県の人がかわいいと思う理由のひとつだそうです。
次にどのように博多弁がつかわれているかをいくつか紹介します。
語尾編
〜けん
語尾に「〜けん」を使います。標準語で「おいしいよ」は博多弁では「おいしいけん」、「がんばるから」は「がんばるけん」となります。
『〜だから』という理由や原因を表してます。
〜と
『〜ですか』という疑問系で語尾をあげるものと、『〜してた』という完了の2つの意味があります。
「〜と」は、博多弁でよく使われます。
〜やった
『〜だった』という意味です。「テストが0点やった」「朝ごはんはパンやった」という感じで使います。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: test0.png](https://tentecomagazine.com/wp-content/uploads/2021/06/test0.png)
会話編
とっとーと?
「取っているの?」「取ってあったの?」
席や予約を「取っているか」聞くときに用います。
早口のときは「ととと」と聞こえるので難しいですね。
細かく見ると
「とっ」は取るの活用
「と」は「〜してた」
「ーと」は疑問で「だよね?」
と分類できます。
先ほどの「〜と」の意味が二つ使われてますね。
すいとうよ
「好きだよ」
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: kokuhaku_schoolgirl.png](https://tentecomagazine.com/wp-content/uploads/2021/06/kokuhaku_schoolgirl.png)
この言葉で告白されることもあるかもしれませんよ〜
ちなみに福岡の人気のお土産「通りもん」のCMにもこの言葉がでてきますよ。
なんばしよっと?
「何をしているの」
この言葉は、博多弁で有名ではないでしょうか。
またこの言葉を聞くと外国人は驚くかもしれない?
『None but shot(発砲あるのみ)』と聞こえるらしい。本当かどうかは不明です。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: police_man_kenju_gun.png](https://tentecomagazine.com/wp-content/uploads/2021/06/police_man_kenju_gun.png)
早口言葉
最後に博多弁が使われた早口言葉を紹介しようと思います。みなさん、言えますか? そもそも意味が分かるでしょうか?(無理だと思う)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: moyamoya_man.png](https://tentecomagazine.com/wp-content/uploads/2021/06/moyamoya_man.png)
では、どうぞ
「おとうとにおっとっととっといてっていっとったとになんでとっとてくれんかったとっていいよると」
どうですか?
博多弁を知らない人にとっては、呪文みたいに感じるのではないですか?
「と」が多すぎだし、切れ目も分かりくいですよね。
ちなみに私は言えましたよ〜
意味は
弟に『おっとっと』を取っておいてって言ったのにどうして取っててくれなかったの?って言ってるの
『おっとっと』は森永製菓のスナック菓子のことです。
『おっとっと』そんなに好きなんでしょうか(笑)
おわりに
どうでしたか?
博多弁はけっこう面白いですよね〜
私はいつも標準語で話していると思っていたけど、無意識に博多弁を使っていたんだなと書いてるうちに気付かされました。
そもそも標準語だとおもっていた言葉が博多弁でした!
意外と気づかないものですね
これからもっと博多弁で話そうかな〜
みなさんも、自分は標準語だと思っていても周りからみたら方言を使っているかもしれませんね
最後まで読んでいただきありがとうございました。